1. TOP
  2. 健康
  3. ドライマウスは口臭の原因に!主な症状と簡単にできる6つの対策

ドライマウスは口臭の原因に!主な症状と簡単にできる6つの対策

ドライマウス

ドライマウス(口腔乾燥症)は、さまざまな理由から唾液の分泌量が少なくなり、口の中が乾いてしまう症状のことです。

ドライマウスになると、口臭がきつくなったり、虫歯や歯周病が進行しやすいなどのが考えられ、人と話す機会が多い人にとっては気になる症状ですね。

この記事では、ドライマウスと口臭の関係、ドライマウスの原因や対策などを詳しく紹介していきます。

ドライマウスと口臭の関係

口臭 臭い

唾液にはいろいろな役割がありますが、口臭予防にも欠かせない役割も持っています。ドライマウスの影響で唾液の分泌量が減るとなぜ口臭が発生してしまうのか、その理由を具体的にみていきましょう。

 

細菌が繁殖しやすくなる

唾液に含まれるラクトペルオキシダーゼやラクトフェリンという抗菌物質には、口の中で繁殖する細菌を取り除く作用があります。ドライマウスの影響で唾液の量が少なくなると、口の中を洗い流す作用が弱まってしまうため、口臭の原因となる細菌が繁殖してしまいます。

ちなみに朝起きたときに口臭を強く感じるのは、睡眠中に唾液の分泌量が減少してしまう生理現象が大きく影響しています。

 

虫歯や歯周病が発生しやすくなる

唾液の分泌量が少ないと、飲食後に酸性に傾いた口の中を中性に戻そうとする中和作用や、再石灰化と呼ばれる歯の修復作用もうまく機能しません。

抗菌・自浄作用以外にも、中和作用、修復作用が機能しない口内環境は極めて虫歯や歯周病になりやすい傾向にあり、さらなる口臭の原因となってしまいます。

情報参照元:http://www.dry-mouth.info

 

ドライマウスによる口臭はどんな臭い?

ドライマウスによる口臭には個人差がありますが、一般的には「腐敗臭」といわれています。

口臭がきつく感じる原因は、細菌が発生させる「発性硫黄化合物」によるものです。揮発性硫黄化合物は主に下記の3種類のガスからなり、非常に不快なにおいを放ちます。

  • 硫化水素(卵が腐ったようなにおい)
  • メチルメルカプタン(魚や野菜が腐ったようなにおい)
  • ジメルサルファイド(生ゴミのようなにおい)

またドライマウスが原因で歯周病や虫歯が進行してしまった場合などは、いくつもの口臭の原因が複合的に臭いを放つこともあります。

情報参照元:https://www.hda.or.jp

 

口臭だけじゃない!ドライマウスの症状

ハイドロキノン赤み

ここまでドライマウスと口臭の関係について紹介してきましたが、他にもどのような症状があるのかまとめてみましょう。

  • 口臭がきつくなる
  • 虫歯や歯周病になりやすい
  • 口の中のネバつき
  • 口の中が乾いてしゃべりにくい
  • 食べ物を飲み込みにくい
  • 常に水を飲みたくなる
  • 夜中に喉がかわいてしまう
  • 水分の少ない食べ物を飲み込めない
  • 食べ物の味がわからなくなる

 

このような症状が3ヶ月以上続くと「ドライマウス」と診断されるケースが多いようです。さらに酷くなると、口の中の痛み、ただれ、ひび割れ、出血などの症状がみられることもあります。

「口の中が乾く」といった症状はそれほど珍しいことではありません。例えは暑くて乾燥する日、塩辛いものや乾いたものを食べたときは口の中がカラカラになりますよね。このような口の中の渇きは水を飲めばすぐに改善しますが、ドライマウスは常に口の中の渇きを感じるのが特徴です。

 

ドライマウスになる主な8つ原因とは?

唾液が少なくなる3大要因は、「噛む力の低下」「加齢」「常用薬剤の副作用」であることが研究により分かってきました。3大要因以外にもいろいろな原因が考えられますが、ドライマウスになりやすい主な8つの原因をみてみましょう。

 

【1】柔らかい食品が多い食生活

食べ物をよく噛んで、あごや舌の筋肉を動かすと唾液が出やすくなります。普段から、柔らかく噛みごたえのない食品ばかり食べていると、筋力が衰えて唾液を出す能力が低下してしまいます。

 

【2】ストレス

リラックスしているときは唾液が出やすいものですが、緊張したりストレスを感じているときは交感神経が優位に働き、唾液が出にくくなります。一時的なものなら特に問題ありませんが、常にストレスを感じている状態だと要注意です。

 

【3】薬の副作用

多くの薬の副作用の中に「口渇(こうかつ)」があります。ドライマウスを引き起こしやすい主な薬としては、高血圧の薬、アレルギー症状を緩和する抗ヒスタミン薬、鎮痛剤、抗うつ剤などがあげられます。

 

【4】アルコール・喫煙

アルコールには利尿作用があるため、飲み過ぎると体内が脱水状態になりやすく、唾液の分泌も減少します。喫煙は交感神経を刺激するため、唾液が減少して口の中が乾きやすくなります。

 

【5】口呼吸

口呼吸をする人は唾液が蒸発しやすく、常に口の中が乾燥するためドライマウスになりやすいとされています。ちなみに通常は鼻で呼吸を行いますが、副鼻腔という湿った粘膜を通るため乾燥しにくくなっています。

 

【6】加齢による筋力の低下

噛む力は加齢によって少しづつ低下し、唾液が出にくくなってきます。また筋肉の衰えから猫背でアゴが前に出るような姿勢になると、口が常に開いてしまうため、口呼吸になりやすく口の中が乾燥してしまいます。

 

【7】食生活の乱れ

食事を摂る回数が少なくなると、唾液の分泌量は大幅に減ります。ダイエットや夜更かしで朝食を抜いたり、短時間で済ませられるファストフードばかり食べていると、筋力低下から唾液が分泌されにくくなります。

 

【8】ドライマウスの原因となる疾患

ドライマウスを引き起こす主な疾患には、体を守る免疫の異常から起こるシェーグレン症候群のほかに、糖尿病、くも膜下出血、脳出血、脳梗塞、更年期障害などがあります。

情報参照元:http://takeda-kenko.jp

 

手軽にできる6つのドライマウス対策

健康な歯

ドライマウスは正しい知識と対策を知っていれば、セルフケアで改善してしまうこともあります。手軽にできるドライマウス対策を紹介しますので、取り入れられるものから実践してみましょう。

 

【1】よく噛む習慣をつける

唾液分泌を促す基本はよく噛むことです。乾物や根菜などよく噛まないと飲み込めないものを食事に取り入れたり、飲み込みやすい麺類やファストフードなどを避けるなど工夫してみましょう。ちなみに厚生労働省では一口当たり30回噛むことを推奨しています。

また酸味のある食品やガムを噛むことでも唾液の分泌を促進させることができます。ガムを噛む場合は、虫歯になりにくいキシリトール入りのガムを選びましょう。

 

【2】ストレス解消を心掛ける

ストレスや緊張も唾液の分泌を抑制するので、ストレスを溜め込まないように心掛けましょう。ストレスを感じることなく生活することは難しいですが、リラックスしたり、気分転換する時間を持つことでストレスを軽減することはできます。趣味やスポーツなど、自分に合ったストレス解消法を見つけてみましょう。

 

【3】マッサージで唾液分泌を促す

唾液は「唾液腺」から分泌されますが、この唾液腺を刺激することでも唾液の分泌を促進できます。唾液腺には、耳の手前にある耳下腺、舌の下にある舌下腺、あごの下にある顎下腺があります。

動画を参考に普段から唾液腺マッサージを取り入れてみてください。

出典:youtube.com

 

【4】部屋が乾燥しないように注意する

冬場はもちろんですが、夏場もエアコンの影響で部屋の中は乾燥しがちです。湿度が低い部屋では口の中も乾燥しやすくなるので、加湿器を使うなどして部屋の湿度を保ちましょう。

 

【5】規則正しい生活を心掛ける

朝食を抜いたり、極端な食事制限によるダイエットは、噛む行為そのものが少なくなるのでやめましょう。また睡眠不足や昼夜逆転の生活なども自律神経が乱れやすく、体の機能がうまく働かない原因になります。ドライマウスを対策する上でも規則正しい生活を送ることはとても重要です。

 

【6】アルコール、喫煙を控える

アルコールや喫煙はドライマウスの原因になっていますので、できるだけ控えた方が望ましいでしょう。特に寝る前の飲酒は口腔乾燥を引き起こしやすいので、飲み過ぎには注意してください。喫煙は口臭や口内環境にもよくないので、できれば禁煙しましょう。

 

ドライマウスの治療は何科を受診するべき?

ドライマウスは主に歯科の分野で扱われる症状ですが、原因や症状は多様のため、一般的な歯科医では限界があります。できればドライマウス治療が可能な歯科を受診することをおすすめします。

ドライマウス治療が可能な歯科はこちらから検索できます。

また歯科以外では、口腔外科もしくは口腔内科でも受診できます。セルフケアで症状が改善しないようなら、早めに診察を受けましょう。

 

まとめ

ドライマウスと口臭の関係、ドライマウスの原因や対策について紹介しました。口の中が乾くだけでも口臭の原因になることに驚いた人もいるのではないでしょうか。

ドライマウスは唾液を出すように心掛けることが一番の対策です。口の中が乾燥しがちな人は、この記事で紹介したセルフケアを実践してみてください。キシリトールガムを噛むことなどは簡単に始められるのでおすすめです。

もし症状が重かったり、セルフケアで改善しない場合は早めに医療機関に相談しましょう。一人で抱え込まず、専門家に相談することが早期解決につながります。

\ SNSでシェアしよう! /

アンチエイジング日記|しわ、たるみなど、年齢肌の悩み解消を応援しますの注目記事を受け取ろう

ドライマウス

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

アンチエイジング日記|しわ、たるみなど、年齢肌の悩み解消を応援しますの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!