トランポリンダイエットの効果と運動量がすごい!1日5分でも痩せる理由

子供の頃に夢中になったトランポリン。
いつもより高く跳べる楽しさから、疲れを感じることなどなかったように思います。
今、このトランポリンを使った「トランポリンダイエット」が注目されています。
たった5分間の運動でもダイエット効果を実感しやすく、家庭でもできる手軽さから人気のエクササイズなんですよ。
この記事では、トランポリンダイエットの運動量や効果、運動方法などについて詳しくお伝えしていきます。
この記事でお伝えすること
トランポリンダイエットの運動量・効果
【1】5分跳べばジョギング1kmに相当する運動量
トランポリンは、短時間の運動でも効率よく脂肪を燃焼させることができるエクササイズです。
バネの力を利用して跳びはねるだけの簡単な運動ですが、たった5分間トランポリン運動をするだけで約50kcalも消費することができます。
それもそのはず、5分間のトランポリン運動は1kmのジョギングに相当する運動量なんです。
トランポリンを跳んでいるだけで、本当に痩せられるのかと疑問に思うかもしれませんが、実際にやってみると思った以上に体力を使うことがわかります。最初のうちは5分でも「キツイ!」と感じるかも知れませんよ。
【2】全身を引き締める
トランポリンは下半身運動と思われがちですが、実は体全体の筋肉を使う「全身運動」です。
跳びはねることで下半身の筋肉を使うことはもちろん、同じ場所を飛び続けたり、空中姿勢を保つために腹筋や背筋など、上半身の筋肉も使います。
全身の筋肉をバランスよく鍛えることができるので、お腹、お尻、太ももなど、全身の引き締め効果が期待できます。
【3】姿勢がよくなる
足元が不安定なトランポリンは、姿勢よくジャンプしないとうまく跳び続けることができません。
トランポリンを飛び続けることで自然と「体幹」が鍛えられ、体の歪みや姿勢が矯正されます。
パソコンやスマホの影響で、現代人は姿勢が悪くなる傾向にあります。よい姿勢を保つためにもトランポリン運動は有効と考えられています。
【4】むくみを解消できる
長時間の立ち仕事や、座りっぱなしのデスクワークで足がむくんでしまうことがあります。これは重力によって水分やリンパ液が下半身に溜まってしまうことによっておこります。
トランポリン運動で体が上下に動くと、水分が流れやすくなるので、むくみを解消するのに効果的です。
また同様にリンパ液、血液も流れやすくなります。体に溜まった老廃物の排出がスムーズになるので、むくみ予防にもなります。
【5】基礎代謝があがる
トランポリンのバランスをとる動きは、体の奥深くにある「インナーマッスル」を効果的に鍛えることができます。
運動で全身の筋肉量が多くなり、さらに血液やリンパの流れがよくなることで、基礎代謝が上がります。
基礎代謝が上がるということは、体を動かさなくても消費カロリーが多くなりますから、自然と「痩せ体質」になりますね。
インナーマッスルは普通の筋トレでは鍛えにくい部分なので、トランポリンは代謝を活発にするには効果的な運動といえます。
【6】美肌効果
リンパや血液の流れがよくなると「新陳代謝」もよくなり、細胞の生まれ変わりが活発になります。
肌の代謝がよくなると、古い角質がしっかりとはがれ落ち、肌に溜まったメラニンも排出されるので、シミ、くすみ、肌荒れといった肌トラブルを防ぐことができるわけです。
トランポリンでダイエットしながら、さらに美肌作りにも役立つなんて、女性にとっては理想的なエクササイズではないでしょうか。
【7】ストレス解消
トランポリンはバネの力によって、普通にジャンプするより遥かに高く跳べます。普段は味わえないような「爽快感」があり、ストレスの発散にもなります。
ストレスを感じない人はいません。特にいろいろな制限があるダイエット中は、ストレスが溜まるのは仕方のないことかも知れません。
でも、子供の頃のように楽しく跳びはねるトランポリンダイエットなら、ストレスを発散しながら楽しくダイエットできるのではないでしょうか。
トランポリンダイエットの方法
トランポリンダイエットの方法はいろいろありますが、ここでは家庭用のトランポリンを使ったエクササイズを紹介していきます。最初のうちは簡単な運動から始め、慣れてきたら少しづつ跳び方のバリエーションを増やしていきましょう。
跳びはねるだけでも全然OK
トランポリンが初めての人は、1~5分間跳び続けることから始めましょう。トランポリンに体を慣らしつつ、まずは5分間跳び続けることを目標に運動してみてください。
最初に紹介した通り、5分間のトランポリン運動はジョギング1kmに相当します。空き時間を見つけて跳びはねるだけでも、十分なエクササイズになりますね。
5分間跳び続けられるようになったら、少しづつ時間を増やしたり、回数を増やしていきましょう。
軽度なエクササイズを加える方法
ただ跳びはねるだけではつまらない、もっと効果的に脂肪を燃焼させたいという人は、トランポリン運動に簡単なエクササイズを加えてみましょう。
出典:youtube.com
上の動画では、トランポリン運動に加えて下記のようなエクササイズを行っています。トランポリンに慣れてくれば簡単にできる運動なのでぜひチャレンジしてみてください。
- 両足ジャンプ
- ジョギング
- ニートゥエルボー
- ツイスト
- サイドキック
- レッグカール
- クロスレッグ
エアロビクス要素を加えてより脂肪を燃焼させる方法
「もっともっと脂肪を燃焼させたい!」そんなストイックな人はエアロビクスのようなエクサイズを加えた方法もあります。かなりハードなエクササイズですが、脂肪燃焼効果は絶大です。
出典:youtube.com
上の動画では、音楽に合わせてエアロビクスのように体を動かしながら、トランポリンを跳びます。主な運動は下記をご覧ください。
- ストレッチ
- 両足ジャンプ
- ジョギング
- ツイスト
- サイドステップ
- 開脚ジャンプ
トランポリンダイエットのメリット
画像:wwdjapan.com
天候に左右されない
トランポリンダイエットのメリットは、なんといっても室内(自宅)でできることです。トランポリンさえ置いておけば、すきな時間に運動できる手軽さは魅力です。
ダイエットに挫折する理由のひとつに、「天候に左右される」というものがあります。せっかくジョギングを始めたのに、雨の日が続いていつの間にか止めてしまった・・・そんな経験をお持ちの人も多いのではないでしょうか。
室内のダイエットは天候に左右されません。それどころか雨や風など天候が悪くて外に出かけられないときほど、実践しやすいエクササイズでもあります。
短時間の運動でも効果が出やすい
トランポリンで消費できるカロリーは、5分間の運動で約50kcal。繰り返しになりますが、これはジョギング1km分に相当します。
ジョギングの場合、30分走り続けても消費できるカロリーは200kcal程度。5分間に換算すると33kcalになります。(体重が50kgの人が、30分間で4km走った場合)
比較してみると、トランポリンは短時間の運動でも効率よくカロリーを消費できる運動であることがお分かりいただけると思います。
紫外線を浴びなくてもよい
女性なら誰でも気になる「紫外線」。
しっかりと紫外線対策をしないとシミ、しわの原因になるので、日中の外出を控えているという人もいるかも知れませんね。
トランポリンは室内でできるので、それほど入念に紫外線対策をする必要はありません。美容面を気にする女性にとっては嬉しいポイントです。
ただし、室内でも窓際でトランポリンをする際は、しっかりと紫外線対策をしてくださいね。
とにかく楽しい
ジョギングなどの有酸素運動は「ツライ」と感じる人も多いと思いますが、トランポリンはとても楽しい運動です。
無重力のようにピョンピョン跳びはねる感覚は、普段の生活ではなかなか味わうことができません。子供たちがトランポリンに夢中になるのと同じですね。
きついダイエットは続きませんが、楽しく運動できるトランポリンなら継続しやすいのではないでしょうか。
ダイエット用トランポリンを選ぶ4つのポイント
家庭用のトランポリンは、3,000~4,000円くらいと意外に安く購入できます。ただしエクササイズ用として使うので、しっかりとしたトランポリンを選ぶ必要があります。
ダイエット用のトランポリンを選ぶ4つのポイントを紹介しますので参考にしてください。
【1】耐荷重(大人用)
安全に使用する上で最も大切なのは、使用する人の体重に耐えられるトランポリンかどうかです。市販のトランポリンには「耐荷重」が記載されているので、自分の体重に耐えられるものを選んでください。
大人用のトランポリンは耐荷重が110kgくらいのものが多く販売されています。耐荷重が記載されていないトランポリンは安全性に問題があるかも知れませんので避けましょう。
また耐荷重を満たしていても、子供用のトランポリンでは不安が残ります。大人用も子供用も価格やサイズはほとんど同じなので、必ず大人用のトランポリンを選ぶようにしてください。
【2】耐久性・安全性
ダイエットやエクササイズを目的とした場合、跳んだり跳ねたりする動作はおのずと激しくなります。
耐荷重を十分満たしたトランポリンでも、すぐに劣化したり壊れたりしてはケガをしてしまいますので、できるだけ「エクササイズ用」として使用できる商品を選んでください。
具体的には下記のようなトランポリンがおすすめです。
- 耐久試験結果を公表している
- スプリングの数が多い
- スプリング部にカバーがついている
【3】消音性
トランポリンの音は、いろいろな面から小さいに越したことはありません。しかしながら安いトランポリンの中には、スプリングがギシギシとうるさいものも少なくありません。
通販などでトランポリンを購入する際は、購入者のレビュー(特に悪いレビュー)をよくみて、跳びはねたときの音がうるさい商品は避けたいところです。
マンションで使用する、夜中に使いたい、赤ちゃんが近くにいるなど、できるだけ静かなトランポリンを使いたいという人は、跳びはねたときの音がほとんどない「ゴム製のトランポリン」がいいかも知れません。
ゴム製のトランポリンは、金属製のスプリングを使用していないのでとても静かです。ただし跳躍が低くい、劣化しやすいなどのデメリットもあります。
ちなみに我が家で使用しているトランポリンは金属製のバネですが、音はほとんど気になりません。「金属製のバネ=うるさい」というわけではありませんので、頭に入れておきましょう。
【4】トランポリン用のマットはあった方がいい
家庭用のトランポリンは、6本ほどの足で飛び跳ねる衝撃を支えています。バネで衝撃を吸収しているとはいえ、ある程度の衝撃はトランポリンの足を通じて「床」にダメージを与えてしまいます。
床や家への衝撃を軽減するためにも、やはりフロアにマットを敷くべきでしょう。厚みがないマットでは衝撃を吸収しきれない場合があるので、できるだけ厚みのあるマットがおすすめです。
他にもトランポリン用のマットを敷いた方がいい理由はいくつかありますのでまとめておきます。
- 床につく傷を防ぐ
- 跳び跳ねたときの音や振動を緩和する
- 跳び跳ねるときの音の軽減
トランポリンダイエットを継続するコツ
トランポリンは楽しいエクササイズですが、他のダイエットと同じように継続することが何より大切です。
トランポリンダイエットを継続するコツは、常に跳びはねられる状態にしておくこと。つまり、トランポリンを出しっぱなしにしておくということです。
家庭用のトランポリンは折り畳み式になっていて、コンパクトに収納できるようになっています。でも一度片づけてしまうと、組み立てるのはちょっと面倒ですよね。でもトランポリンを出しっぱなしにしておくと、空き時間やテレビを見るときなど、跳びはねる機会が自然と増えていきます。
さすがにトランポリンをそのまま出しておくのはジャマになりますが、壁に立てかけておけばそれほどジャマにはなりませんよね。
まとめ
過程でも手軽にできるトランポリンダイエットについてお伝えしましたがいかがでしたでしょうか。
たった5分間のエクササイズでもしっかりカロリーを消費する点、家庭でも手軽に実践できる点などは、トランポリンダイエットの大きな魅力です。
子供の頃のワクワク感を思い出しながら、楽しくダイエットに取り組めるのではないでしょうか。