髪のパサパサを本気で改善!8つの原因と即効簡単な7つの対策

髪がパサパサでまとまらない…
パサパサになった髪はなかなか改善できないもの。なぜなら、その多くの原因が日常生活の中にあるからです。
でもご安心ください。パサつきの原因を理解し、しっかりと対策すれば、うる艶サラサラの髪になることができるはずです。
この記事では、髪がパサパサになる原因と、即効性がある簡単な対策を詳しくお伝えします。
この記事でお伝えすること
髪がパサパサになる8つの原因
髪がパサパサになってしまう原因は、日常生活の中に潜んでいます。8つの原因を頭に入れて、髪のトラブルを防ぎましょう。
【1】自然乾燥で髪を乾かしている
シャンプーをした後に、ドライヤーを使って髪を乾かさない人は要注意です。濡れた状態の髪はキューティクルが開いていて、非常に傷つきやすい状態です。髪が濡れている時間が長くなればなるほど、キューティクルは傷み、髪の潤いは失われてしまいます。
髪は傷み、その分パサつきの原因になってしまうというわけですね。
【2】タオルでゴシゴシ拭いている
洗髪後のタオルドライは、髪をトラブルから守るために重要なステップです。しかし先ほどもお伝えしたとおり、濡れた髪は非常に繊細。キューティクルが開いている時間に、ごしごしとタオルで摩擦力を加えられたら……一気に髪の傷みが進行してしまいます。
キューティクルがはがれ、髪がパサつきますから注意してください。
【3】シャンプーの洗浄力が強すぎる
普段使っているシャンプーが、パサパサ髪の原因になっているケースがあります。ドラッグストアなどで販売されているシャンプーのほとんどは、高級アルコール系と呼ばれるもので、洗浄力の高さが特徴です。
髪や頭皮の汚れをしっかりと洗い流してくれる一方で、髪にとって必要な油分まで洗い流してしまいます。髪の油分が失われることで保水力が弱まり、パサパサ髪になってしまいます。
【4】ドライヤーの熱によるダメージ
自然乾燥と共に、実はドライヤーの熱もパサパサ髪の原因の一つです。ドライヤーでしっかりと髪を乾かし過ぎれば、過乾燥の状態に。当然水分量が足りなくなり、髪はパサついてしまいます。
また頭皮に高い熱が加わることで、細胞がダメージを負い、健康な髪を作り出せなくなることも、パサつき悪化の原因となります。
【5】カラーやパーマによるダメージ
カラーやパーマは、女性のオシャレに欠かせないものですが、やはり髪にはダメージを与えてしまいます。刺激が強い薬剤を髪に塗布するため、ダメージが進行し、髪がパサパサになってしまいます。
【6】紫外線によるダメージ
皮膚の日焼けほど意識する方はいませんが、実は髪も、紫外線によるダメージを受けます。きちんとケアしなければ、キューティクルが剥がれてしまうのです。あまり意識する機会がないポイントだからこそ、気付かない内にパサつきの原因になりやすいと言えるでしょう。
【7】加齢による皮脂分泌の減少
残念ながら、人間は加齢とともに、徐々に皮脂分泌量が落ち着いていきます。皮脂は皮膚や髪を守るために重要な役割を果たすもの。それが少なくなれば、当然乾燥による影響を受けやすくなってしまいます。
髪が乾燥すれば、気になるのはパサつき。皮膚の乾燥と共にチェックしてみると良いでしょう。
【8】髪の栄養不足
髪は「女性の命」と表現されますが、実際には人間の生命維持に関わっていません。だからこそ、栄養不足や睡眠不足による悪影響を、ダイレクトに受けやすいパーツでもあります。真っ先に栄養をカットされてしまうと言っても良いでしょう。
潤いのある健康的な髪を作り出すためには、質の高い材料が豊富に揃っており、体の中の仕組みがきちんと働くことが必要です。ダイエットや過労でこれらが阻害されてしまえば、髪のパサつきだけではなく、抜け毛や薄毛といったトラブルにつながる可能性も高いです。
パサパサの髪を改善する7つの方法
髪がパサパサになってしまう原因を頭に入れたところで、次に気になるのは改善策についてです。今日からすぐに実践したい、7つの方法を紹介します。
【1】シャンプーを見直してみる
髪のパサつきが気になったときには、まずシャンプーを変えることからスタートしましょう。高級アルコール系のシャンプーではなく、アミノ酸系のシャンプーへとシフトするのがおすすめです。
アミノ酸系のシャンプーは洗浄力がマイルドで皮膚に優しいという特徴があります。皮脂を落とし過ぎたり、頭皮を傷めたりする心配もありませんから、ぜひチェックしてみてください。
【2】正しいシャンプー法で髪を洗う
いくら髪に良いシャンプーを使っていても、洗い方が間違っていると意味はありません。正しいシャンプーの手順は以下のとおりです。
- 丁寧にブラッシングする
- シャンプー前にお湯で汚れを洗い流す
- シャンプーは手で泡立てたのち、頭皮をマッサージするように優しく洗う
- 洗い残しがないように、丁寧にすすぎをする
事前のブラッシングと予洗いで、実は髪の汚れの8割は落とせます。シャンプーは頭皮の汚れを落とすためのものと、頭に入れておきましょう。
【3】ドライヤーを近づけ過ぎない
自然乾燥をしてもドライヤーで熱を加えても、パサパサ髪の原因になってしまいます。だからこそ「正しい方法でドライヤーを使う」という意識が重要。熱による悪影響を、最小限に留めましょう。
ドライヤーの正しい使い方は以下のとおりです。
- 優しくタオルドライする
- ドライヤーを20センチほど離し、絶えず動かしながら根元を乾かす
- 8割乾いたところで終了
ドライヤーは、低温強風で乾かすのがコツです。また最後は「少し湿っているな」程度で充分。あとは余熱で乾きます。
【4】ブラッシングで皮脂を毛先まで行き渡らせる
頭皮の皮脂は天然の潤い成分です。髪の根元にある皮脂を、ブラッシングで毛先まで行き渡らせることで、髪がツヤツヤになります。
皮脂分泌量が落ち着く大人世代の女性たちは「つげ櫛」の使用おすすめです。木に含まれている油分が髪にうつり、潤いを与えてくれます。
【5】洗い流さないトリートメントで保湿する
ドライヤーの熱によるダメージを防ぐため、また適度な潤いを与えるために、洗髪後に洗い流さないトリートメントを使うのも良いでしょう。
髪の中央から毛先にかけて、優しくなじませてあげましょう。特にキューティクルが傷んでいる部分を、集中的にケアできます。
【6】紫外線対策をする
これから生えてくる髪を守るためにも重要なのが紫外線対策です。肌と同じように、髪もしっかりと紫外線対策しましょう。
- 日傘や帽子を使う
- UVカットスプレーを使う
- 紫外線の多い日中は外出を控える
髪の紫外線対策は、スプレータイプの日焼け止めを使うと便利。ただし、すぐに効果が得られなくなってしまうので、お出かけ時には2~3時間ごとにつけなおすのがベストです。
【7】生活習慣を見直して頭皮から健康に
即効性がある方法ではありませんが、毎日の食事や睡眠環境を見直すことも重要なポイントです。栄養不足に陥らないよう意識して、さらに細胞が働きやすい環境を整えてください。
また髪は頭皮から生えるものですから、当然頭皮のケアも重要なポイントとなります。頭皮マッサージも取り入れることで、より健康的な髪を手に入れられるでしょう。
まとめ
髪がパサパサになる原因のほとんどが、シャンプーや髪の乾かし方によるものです。
少し意識を変えるだけで実践できる簡単な対策も多いので、「うる艶の髪」を目指してぜひ実践してみてください。